横断歩道で3回轢かれた話。両親はなぜか大喜びしていた。

スイ横断歩道で3回も車に轢かれたことがある、と言うと、たいてい驚かれる。でも私が本当に話したいのは、事故そのものより、そのたびに両親が見せた反応のほうだ。
1回目の事故——部活を失う
1回目は中学1年の秋。信号無視をした車に轢かれた。当時の私は、女子には珍しいスポーツの部活に入っていたのだけれど、この事故のせいで激しい運動ができなくなり、泣く泣く退部することになった。
唯一、家から離れられる時間だったのに。それでも親からは「男目当てだったんでしょ」と叩かれた。なんでやねん、と今でも思う。
2回目の事故——それでも叩かれた
2回目は中学2年の秋。合唱コンクールの指揮者を任されていて、朝練に急いでいる途中の事故だった。1週間安静にする必要があって学校を休んだ。またしても叩かれた。私のせいじゃないのに。
3回目の事故——不登校のきっかけに
3回目は中学3年の春。自転車で坂を下っていたら、曲がってきた車に突っ込まれた。体育祭の直前で、出るか出ないかをはっきりさせろと先生に迫られ、医者の診断も曖昧だったから「出ません」と伝えたら、「最後まで諦めるな」というような空気を作られた。結局、また叩かれた。
この3回目の一件がきっかけで、私は完全に不登校になった。
両親の本当の反応
そして何より忘れられないのが、両親の言葉だ。
「これで金たんまりもらえるぞ〜」
「痛くなくても病院通えよ」
事故に遭うたびに、両親は喜んでいた。娘の体ではなく、そこから引き出せるお金を見ていたのだと思う。娘をなんだと思っているのだろう、と何度も思った。
ちなみに私は3回とも比較的軽傷で済んだほうだった。もっとえげつない出来事は、また別の記事で話そうと思う。
横断歩道や交差点は、みんなも気をつけてね。当たり前のことだけど、事故はいつも突然だから。
